脚本・監督・編集・製作ゲイリー・ハギンズ
製作:レオーネ・リーヴス
撮影:マイケル・ウィルソン
脚本・アートデザイ ン:ベッツィ・グラン
音楽:ティルマン・シージ
出演:サンティアゴ・バスケス
ラモーン・アームストロング、マシュー・スタサス、エリック・ローガン、パッ ティ・マイヤーズ、エリサ・ジェームズ、ジョシュ・フェイデム、ウォルター・コッペイジ、ジェレマイア・ ロッツォ、ベッツィ・グラン
日本語字幕:川野耕一
宣伝:河合のび、滝澤令央
宣伝デザイン:脇原由利香
配給:Cinemago
作品データ:2023/アメリカ/英語、スペイン語/ 85分/映倫G
原題『Kick Me』
(C)Kick Me Films MMXX lll / Cinemago
NEWS
2024年3月21日
2023年12月27日
2023年12月13日
2023年09月10日
2023年09月05日
INTRODUCTION
カナザワ映画祭が大絶賛! カンザス観光局が大絶句!愛すべき大魔境《KCK》にようこそ
監督ゲイリー・ハギンズが自らの故郷カンザス州カンザスシティ(通称:KCK)を舞台に、10年の歳月と狂気をありったけブチ込んだ長編デビュー作『キック・ミー 怒りのカンザス』。3本足の犬、路上にぶら下がるジェンケムなど、監督陣のKCKでの驚愕の実体験の数々をモチーフに、誰もがドン引き間違いなしの悪夢の《ご当地映画》が爆誕した!
KCKに迷い込む不運なダメオヤジ主人公を演じたサンティアゴ・バスケスは、実は麻薬Gメンとして20 年以上死線を潜り抜けてきた。
カルテルの潜入捜査中、偶然入った図書館で職員だったハギンズ監督と遭遇し、後に映画制作の“相棒”になった」という「映画かよ!?」な経緯で本作でも主演を務めたバスケスは、黒帯7段の空手家としてアクションスター顔負けのウデマエ(?)も披露。
2023年の地元・カンザスシティ国際映画祭にてバスケスが最優秀俳優賞を受賞した他、同年9月には「日本で最も“映画バカ”が集う祭典」ことカナザワ映画祭の史上初の海外作品部門で《満場一致》の最優秀長編作品賞を獲得するなど、劇場公開前から「キック・ミーヤバイ」の波がすでに起こり始めている本作。
私たちはまだ、真のカンザスを知らないハギンズ監督の溜まりに溜まった映画愛と、クレイジーシティKCKの“ホンモノ”過ぎる人々てんこ盛りの《なんだ これは!?》ムービーをご堪能あれ!
STORY
サンティアゴ・バスケスは、ミズーリ州カンザスシティ(KCMO)の聖シリル高校に勤めるお節介なスクールカウンセラー。ある日彼は、学校一の天才問題児ルーサーの退学処分を防ぐため...というよりも保身のため、娘の合唱発表会の前夜、全住民クレイジー揃いの隣町カンザス州カンザスシティ(KCK)に足を踏み入れる。ところが、なぜか地元ギャングのトラブルに巻き込まれ、挙げ句の果てにはパンツ一丁で町中を逃走させられるハメに。果たして“生徒と家族想いの先生”なバスケスは、大魔境KCKから生還できるのか!?
REVIEW
田野辺尚人(出版編集者)
『キック・ミー 怒りのカンザス』を10年越しで作ったゲイリー・ハギンズはカンザス映画の伝統を受け継いで、カンザスの夜の街並みの怪しさを魅力的に作り込む。夜を見事に描いた自主映画にハズレなしだ。そんな次第で『キック・ミー 怒りのカンザス』を猛烈推薦する。
高橋ターヤン(映画ライター)
真夜中のカンサスシティをパンイチで走り回る高校教師サンチアゴが、奇人・変人・変態・バカだらけの地獄めぐりの先に見るものとは?この映画で呆れても魔境カンザスシティのことは嫌いにならないでください!
佐藤佐吉(映画監督・脚本家・俳優)
生徒思いのスクールカウンセラーに襲いかかる悪夢のような不条理劇。パンツ一枚で一晩中逃げ回る主人公を『悪魔のいけにえ』級なクレイジー人間たちが絶望の淵へと追いつめる。
とにかく最後の一瞬まで目が離せない今年一番の面白さとアホらしさ。しかしカンザスシティがこんなにも恐ろしい街だったとは知らなかった。
坪井篤史(シネマスコーレ支配人)
『キック・ミー』はまさにそんな映画。おじさんの右往左往、おじさんが出会う奇天烈なキャラクター、何気ないカンザスの風景。ストーリーうんぬんより記憶に残す映画、それが『キック・ミー 怒りのカンザス』。観終わったあとの謎の高揚感。ぜひスクリーンで体験を!キック・ミー!!
小野寺生哉(カナザワ映画祭プログラマー)
無法地帯カンザス州カンザス。ジャンキーやサブマシンガンを持ったならず者がうろついている危険な街。
そんな我が街を愛するゲイリー・ハギンズ監督が10年かけて (映画愛も半端ない)製作したご当地ムービーだ。アメリカでは危険な街ということが街自慢になるらしいが、さすがアメリカ。ワイルドウエストが現代でも生きているらしい。さらに主演のサンティアゴ・ヴァスケスは本業が地元の麻薬捜査官ということで、日本ではありえないワイルドなご当地ムービーが登場!!(日本も見習いたい) 必見!!
DIRECTOR
【PROFILE】
アメリカ・カンザス州カンザスシティ出身。 フィルムメーカーマガジンによって「インディペンデント映画の新しい顔」に選ばれた映画監督。過去に監督した短編 映画でサンダンス、SXSW、クレルモンフェラン、世界中の数十のフェスティバルで上映経験を持つ。普段は図書館の司書として務めながら、10年以上かけて初長編作品『キック・ミー 怒りのカンザス』を完成させた。
【MESSAGE FROM FILMMAKER】
日本の皆さんは『キック・ミー 怒りのカンザス』のユーモアとグロテスクな美しさを最も楽しんでくれるでしょう。私の敬愛する映画監督の多くは
日本の巨匠です。増村保造、加藤泰、篠田正浩、岡本喜八など、彼らの持つアナーキーさと奇妙さの融合から映画を学びました。この映画を通して、あなたが私の映画精神と共感してくれることを願っています。
ゲイリー・ハギンス
THEATER
《関東地域》
【東京】
2024年3月15日(金)〜終了 ヒューマントラストシネマ渋谷《未体験ゾーンの映画たち2024》
2024年7月5日(金)〜終了 高円寺シアターバッカス
【神奈川】
2024年4月12日(金)〜終了 あつぎのえいがかんKiKi
2024年6月17日(月)~終了 横浜シネマノヴェチェント
《京阪神地域》
《東海地域》
【愛知】
2024年9月14日(金)〜終了 シネマスコーレ
《信越地域》
【石川】
2023年9月9日(土)~終了 カナザワ映画祭